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最近話題?の「波動スピーカー」を聞いてきました。
とりあえず、その結果を正直に記録しておこうと思います。
予想とは違った結果だけに、少し、混乱しているのですが。
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◆「どういうわけだか」、
ショールームをかって出ている?!場所に「家具屋さん」が多いのです。
喫茶店や、喫茶コーナーに置いている場合もあるようです。
ショールームとしてエムズシステムが開拓できた場所が、家具屋さんが多いのでしょうか?
それとも、このスピーカーを気に入ってしまう人に、家具屋さんが多いのでしょうか?
家具やインテリアを並べているお店の、
1階には、アンプ内蔵の小さなモデル、MS-dt08 シュエット!、
2階には、後ろにバスレフのような穴が空いていて低音がよく出る、MS1001、
そして、喫茶コーナーには、MS0801がそれぞれ配備されていました。
1階のシュエット!には、しっかりiPod nanoが繋がって楽曲を送り出していました
◆で、結論に行きましょう。
そんな評判のようなスピーカーではなかったのです。
少なくても、今の?私には、たいしたものには聞こえなかったのです。
これは、私の体調のせいなのでしょうか。かも知れません。
只今、ムチウチの後遺症で、自律神経が失調しています。
こんな調整不足の私なので、波動が感じられなかったのかも知れません。
波動分をカットして、空気振動分だけを聞いたとしたら、
それはそれで面白い?!経験をしたことになるのかも知れませんが。
どうせなら、逆の体験をしてみたいですね。
◆筒状の本体の中の内側、スピーカーの内側に、何やら、
特別の構造があるとか、書かれているホームページやブログがありますが、
これに惑わされ?!、想像が膨れて、
それはそれは物凄い期待が溢れてしまい、
どうしても、聞きたい、一度、波動スピーカーを体験したい!
と思うようになったのでした。
┌─────────────────────┐
■薩摩琵琶は波動楽器(2003.12)
こちらなど、構造の説明があります。
これを見ると、平面スピーカーや、
波動を発する面は、曲げる発音体など、
先日、トレタマなどで、やっていたものも、同じ原理?のように思えます。
寺垣武氏の研究所 と、寺垣武さんの波動スピーカー こっちが本物?!
寺垣武氏の対談 (少々波動スピーカーに触れている)
└─────────────────────┘
◆で、現物を聞いてみると、
聞こえる音としては、筒の左右にスピーカーユニットを付けただけの音で、
特別な音、と言えるようなものではありませんでした。
そして、一番の期待していたところ、定位感については、
定位などという程のものは無かったのです。
部屋のどこで聞いても、定位感が得られる、と、本当に期待していました。
これが間違いだったのでしょうか。
ちょうど、ラテン系のジャズのCDを鳴らしていたのですが、
ドラムもピアノも、パーカッションも、コーラス、ボーカルも、
どこにも並びません。
ただ、筒の両サイドのスピーカーユニットが鳴っているだけなのです。
ほんの50cmほどの、小さい円の中に、音が絡まりあっているだけでした。
そんなはずは・・・
あまりの出来事に、言葉が出ない私は、部屋を歩き回り、
片方のスピーカーユニットの方に行きました。
そこでは、いわゆる、スピーカーユニットの正面の音、
スピーカーユニットの直接音がよく聞こえました。あたりまえかな・・・
反対側のスピーカーユニットの音は、
そのスピーカーユニットが向いた、向こうの壁に反射してから聞こえてきています。
だからって、そういうことなだけ、です。
広がったり、定位がしっかりと結ばれたりしないのです。
反対側に行っても、同じことです。
もしやと、40cmの筒に、垂直に頭を付けるぐらいに寄せてみました。
ヘッドホンのようになるのでは、と。
そのとおり、ヘッドホンによく似た音が聞こえ、定位でした。
別に私の頭が大きくて、40cmもあるのではないのですが、
大体、両耳の幅を越えたところから、音が回り込んでくるのです。
ということは、この40cmの筒の長さは、
2つのスピーカーユニットの直接音を同時に聞けない長さ、
とも言えるのでは、ないでしょうか。
一応、自分の聞いた音を信じて、考えました。
では、どうして、家具屋さんを中心に?、このスピーカーに魅せられ、
あのような表現の賛辞が集まったのか。
想像するに、無指向のスピーカーを聞いたことがなかったので、
この 波動スピーカーを聞いたとたん、
なにやら、今までの2本並べるスピーカーと違った、その場の響き方に、
これは! 良い! 好い! と感じ入ってしまったのでは。
そう、無指向性のスピーカーに譬えると、
少しは波動スピーカーの響きを、文で説明出来そうです。
サイコロ型で、立方体のエンクロージャー、箱の、
各6面にスピーカーユニットを付けた無指向性スピーカーがあったとして、
この波動スピーカーって、
ちょうど、その無指向性スピーカーの左右に向いた、
外向きのユニットだけが鳴ったいるような感じです。
そして、低音域は、筒を横から見た時の、
後ろ向きに空いた穴(バックダクト)を中心に、ブーンと響き出しています。
あまり絞まりがなく、部屋に響いて、ぼやーっと鳴っています。
波動スピーカーの理論や原理は、後回しにしますが、
出音からすると、ただの、筒スピーカーじゃないかと、
失礼ながら言わざるを得ないのです。
◆これで、オーディオフェアで一目ぼれ(一聞き?!)して、
その後、スタジオワークを教わったエンジニアの方も、その方の個人的な好みもあり、最終チェックは、このスピーカーで行うと言う、ずっと欲しかったLS3/5を買いたいと思います。
LS3/5は、英国 BBCが定めた規格に基づいたモニター用スピーカです。
ロジャース、ハーベス、KEF、スペンドールなどが製造販売しています(いました?!)。いずれも同じ大きさ、ユニット構成です。
The Unofficial LS3/5a Support Site.
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◆この波動スピーカーを聞いて、
私の変わった?音の体験を、色々思い出しました。
◆まずは、高校生の時、
U電器で衝撃的な出会いをした、「無指向性スピーカー」のことです。
U電器のUさんは、
元はラックスで開発をされていて、実家の電気屋さんにオーディオルームを作り、
真空管アンプやスピーカーを受注し手作りしていました。
手作りが、高じて、手作り家具まで始め、U家具と、みんな呼んでいました。
アンプは仮止め状態で、測定器込みで、発注元のお宅に行き、
最終調整を、発注主と共にする、というユニークなものでした。
スピーカーは、幾つものユニットを聞き比べるため、
200リットルのエンクロージャーの正面に、50cmほどか、
正方形の穴を開けておき、そこに、
聞きたいスピーカーユニットを取り付けた正方形の板を、
ボルトナットで、止めるというものです。
これで、かなりの数のユニットの特性を聞かせて貰いました。
友人など、この箱で、ロクハン・ブームに火点け役となった、
ベストセラー、名機のダイヤトーンP-610Aが気に入って、
エンクロージャーのサイズもそのままで、注文していました。
200リットルの箱を独り占めして、余裕で鳴っているそれは、なんとも誇らしげでした。
その無指向性スピーカーとは、
一辺が約40cmのサイコロ型エンクロージャーの6面に、
フォステクスの10cmのフルレンジFE-103を取り付けて、
正面に1本のユニットが向くように、天面から箱の4隅に鎖で吊るしたものでした。
20畳ほどのリスニングルームの1面の壁には、
各種スピーカーが積み上がっていて、聞き比べが出来るようになっていましたが、
その無指向性スピーカーが鳴ると、
どのスピーカーが鳴っているのか、分からなくなり、
スピーカーが鳴っている、なんていう存在は消え、
回っているレコードの、
オスカーピーターソントリオの、
ベース、ドラム、ピアノが、ずらりと並んでいるだけとなるのでした。
作者のUさん自身も、このサイコロが鳴っているを忘れて、
リスニングルームに入ってくると、
どのスピーカーが鳴っているのか、分からないほどでした。
これは、いつかは作ってやろうと、心の奥で思っているものです。
今回、波動スピーカーに、私は、勝手に思い込み、勝手に裏切られたので、
この工作を実行してみたくなりました。
もっと、安上がりでもいいから、その、無指向性と、音像の描き方を、
もう一度、体験してみたくなったのです。
◆変わった経験?をしたと言えるスピーカーと言えば、
昔、バンドを組んでいたころ、キーボード、オルガンを弾いていたんです。
そのとき、レスリースピーカーやヤマハのロータリースピーカーで、
向こうの壁に、あっちの壁に、と音を撒き散らし、
反射してくる音を、嫌というほど、経験しました。
気持ち良いものでした。
最近のレスリーさんは、壁自体一面のスピーカー・システムらしいのですが、
どんな音なのでしょうか。
◆中学の時、ステレオセットは、4chステレオと言って、
部屋の4隅にスピーカー置いて、鳴らすものでした。
これで、後ろからの音には、敏感になったと思います
CD-4って、ビクターの
世界初のレコードからディスクリートに4chを再生するものでした。
先日、このディスクリートユニットが、ヤフオクに出ていて、
落札する人がいて、驚きました。針やレコードはあるのでしょうか。
いや、ステレオ本体もデバイダーを繋げられるものが必要ですね。
不思議です。
◆波動スピーカーって、
近くで聞いてもうるさくなく、遠くまでよく届くと言われています。
そういえば、エレクトロハーモニクスなどの、ギター等の楽器用アンプ、スピーカーといった海外製品で、時々、そういったものがあります。(半導体アンプの中で)「遠鳴りがする」というやつです。
ひょっとして、波動成分が出ているのかも知れませんね。
エレクトロハーモニクスの100Wアンプ内臓スピーカーなんて、
1つあれば、屋外で100人ぐらい集まっても、使えていました。
当時、不思議に思っていました。
◆最後に、私の体調のせいで、波動スピーカーを体験できないなら、
私も早く体験をできるようにならねばなりません。
出来ましたら、どなた様か、私に、波動スピーカーを教えてやって下さい。
◆●◆●◆ 追伸
上記、記事を書いたころは、
出てくる音に、色々と良い効能のあるといわれる
「波動」を使ったスピーカーを求めて、探していたころです。
その後、寺垣氏のスピーカーのお話を知り、
オルゴールと下敷きで行う「波動」の実験を自分でも行い、
「波動」の体験をした結果、「波動」を音として発しているスピーカーが分かってきました。
その中で、この記事で追いかけて、実際に聞いてみた、
エムズシステムのものは、名前だけが「波動」と言っているだけのもので、
私が求めたものではなかったことが分かりました。
私見ですが、音に関しては、特別になんということもなく、
フォステクスのスピーカーの、少し紙臭く、コーン独特の音のするスピーカー・ユニットが、
左右に向いて鳴っているだけのものです。
楽器が並ぶ音場が見えてくる、というものとは、正反対のものです。
雑誌の記事や、ほとんどのブログ記事などの、気を引く良い評判とは、まったく逆の感想です。
◆●◆●◆ 追伸2 (2010.4.2)
物質波を発して、音を伝えるという、
本物の物質波スピーカー(波動スピーカー)は、
こちらの、寺垣氏のスピーカーのほうです。
一度、試聴会などで聞かれると良いと思います。
Teragaki-Labo―寺垣武が開発する寺垣スピーカー
「TERRAシリーズ」を製造・販売
製品紹介(物質波スピーカー)
ここから余談ですが、
<エムズシステムさんの波動スピーカーって>
商売として、最近も「家電芸人」さんなどが、
エムズシステムさんの波動スピーカーを紹介されていましたね。
パリコレなんかにも出ていたようでうす。
このような擬似? 無指向性スピーカーが、
一般的には珍しいのは分かりますが、
初めての無指向性スピーカー体験で、衝撃?!を受けて、
そのまま、それに嵌ると言うのは、ちょっと、情けない感じです。
エムズシステムさんの波動スピーカーのような、
擬似? 無指向性スピーカーの体験でしたら、
ステレオ用に2個に分かれたスピーカーを、
左右、各々外側に向ければ、体験できますよ。
エムズシステムさんの波動スピーカーの筒状の胴体は、
そんなに鳴っていませんでしたから、これでよいと思います。
左右に一直線に並べて、各々外向きにしたら、
部屋の音が、どのような音か、よく分かるかと思います。
<部屋の音、響き>
以外に意識している人が少ないようですが、
その部屋の固有の音、響きって、
普通に、オーディオなど鳴らして聞いていると、
四割ぐらいは、部屋の音を聞いているといってもいいぐらいです。
ログハウスなど、拡散しつつ、
少しだけ柔らかくなって響くハウスが多いので、
大体気持ちよい音に包まれるようです。
個人的には、ログハウスのトイレという狭い空間で、
その吸音性と、拡散性に癒され、寝そうになったことがあります。
あと、部屋の音を知るには(聞くには)、ある程度の音量で鳴らしておいて、
その部屋の外から、漏れてくる音を聞くのも手ではあります。
以外に低音が、ブンブン言っていたり、
響きが、実際より広く感じたり、面白いです。
ライブハウスや、ジャズ喫茶なども、出てみると、
箱の音が、それこそ客観的に聞こえてきます。
中には、和室四畳半なのに、映画館のような音もありました。
自分の場合、(1001)本体から1~3メートル以上離れた位置にはっきり楽器が散らばって聞こえ、ヴォーカルはマイクに口を近づけて録るので当然本体に近い位置から聞こえて、(それでもマイク2本録りで、離れた位置で歌ってるものなんかは、本当に、多分マイクからの距離分離れた位置から聞こえてきました)まるでいつも聞いてた曲を、パーツごとにばらして部屋中に並べたみたいに聞こえましたが。
普通のシステムでこれはすごかろうと思うステレオ録音が、逆に中心部に固まってつまらなく聞こえるものもありましたが(たぶんライン録りでしょうね。エコーがけの)
自分は波動のことはよくわからないので、とにかく、1個でステレオというとこに惹かれてかったんですが、音質は長短あれど、この定位は実際すごいっすよ。
> 購入者ですが、試聴環境によってずい分違うんですね。
私が聞いたインテリアショップは、コンクリートの打ちっぱなしに、売り物の家具があるだけで、床も壁も反響たっぷり、ライブな部屋、建物です。無指向スピーカーの一種だと思われるMS1001スピーカーには、環境的には、好い条件だと思います。
> 自分の場合、(1001)本体から1~3メートル以上離れた位置にはっきり楽器が散らばって聞こえ、ヴォーカルはマイクに口を近づけて録るので当然本体に近い位置から聞こえて、(それでもマイク2本録りで、離れた位置で歌ってるものなんかは、本当に、多分マイクからの距離分離れた位置から聞こえてきました)まるでいつも聞いてた曲を、パーツごとにばらして部屋中に並べたみたいに聞こえましたが。
とおっしゃることから、波動が伝わっているのではなく、バイノーラルのような、録音時のマイク位置や、再生時のその再現に観点が行っていらっしゃるようです。ということはですね、やはり、無指向性スピーカーの効果に関心が向いていらっしゃるように思われます。
> 普通のシステムでこれはすごかろうと思うステレオ録音が、逆に中心部に固まってつまらなく聞こえるものもありましたが(たぶんライン録りでしょうね。エコーがけの)
このような録音でも、よい無指向性スピーカーなら、固まらず、拡がって聞こえるのではないかと思います。
> 自分は波動のことはよくわからないので、とにかく、1個でステレオというとこに惹かれてかったんですが、音質は長短あれど、この定位は実際すごいっすよ
一度、無指向性スピーカーを聞かれると、何か、分かることがあるかも分かりません。もちろん、寺垣氏開発のスピーカーやMINEHAHAスピーカーを聞かれると、違いが分かるかも知れませんね。
あと、普通の2個使いのスピーカーでも、左右に向けて、鳴らし、MS1001スピーカーのような響きとなるスピーカー間の間隔、距離があると思います。出来れば、2本の間にウーハーを置くとさらに似てくると思います。私は5.1chサラウンド用の2本とウーハーでやってみました。
波動の体験としては、オルゴールと下敷きを使う実験をされると、よくあるスピーカーの鳴り方と違う現象だということが分かるかと思います。
ラリーマスターの原理説明のページ
http://www.rallymaster.co.jp/z_prod_spea_hado.html
エムズシステムさんの波動スピーカーの説明には、波動の説明は出てきませんし、筒部分の作りについては、いわゆる波動以外のスピーカーの作りの工夫の話が出てきます。ここに波動という単語は登場しましたが。このことから、エムズシステムさんは、波動と、形容したのだと思われます。
コメントもログイン出来ないので、自分の方にさせて貰います。
banzaiさんところでも、波動スピーカーについて、議論されていらっしゃいますね。何やら興味の引く感じがありますものね。
読んで頂いた記事は、私がまだ
波動スピーカーを求めて彷徨っているころのものです。
音を発するために波動=物質波を発している
スピーカーは、寺垣氏が作られているものがあります。
寺垣氏のスピーカーは、物質波スピーカーと呼んでいます。
「波動」という言葉を使わないのは、
波動と言う言葉を、怪しいもの達が、波動ウンヌンと使ってしまい、
波動と言う言葉がオカルトちっくとなってしまっているためです。
また、波動という物理現象で発音や、放音をしていない、
エムズシステムのスピーカーが、
「波動スピーカー」と名乗っているのも、いただけません。
1つだけ。物質波スピーカーは、寺垣氏のところでは、
約28年前から出来ていたようです。
音を発するために物理学で言う「波動」「物質波」を
放出することで音を発するスピーカーの原理を知って、
只今、私も色々自作して楽しんでいます。
この辺もブログにしていますので、
もしよろしければ、アクセスしてやって下さい。
ここでいう「波動」「物質波」とは、
物質や空気の分子の振動のことです。
音は、分子同士が振動を伝えていくことで、
放音される、ということです。
banzaiさん、今後とも、よろしくお願い致します。
私のこれまでのブログなどをご覧になって、問い合わせや御意見を頂きます。
ひとつ、ハッキリさせておきたいと思います。
┌──────────────────────┐
エムズシステムの「波動スピーカー」は、
音を出すために「波動=物質波」を、利用していません。
名前に「波動」という言葉を使っているだけです。
└──────────────────────┘
エムズシステムの「波動スピーカー」は、
コーン紙を使った普通のスピーカー・ユニットから、
「波動=物質波」とは違う、
従来のスピーカーと同じ「粗密波」を発して、音を出しています。
従って、名前は「波動スピーカー」ですが、
放音方法には、波動=物質波は利用していないものです。
--- * --- * ---
それに対して、音を出す部分、仕組み、方法のところに、
「波動=物質波」を利用しているスピーカーには、
寺垣氏のスピーカーなどがあります。
こちらは、従来一般の、空気の「粗密波」を使って音を放ち、伝えるスピーカーとの
大きな違いは、コーン紙を使っていないところでしょうか。
コーン紙を震わせて放音していないところです。
2つ方式のスピーカーを概ね区別するには、
音が出ている状態の、「コーン紙」や「振動板」を夫々触ってみると分かります。
従来の粗密波を発するスピーカーでは、「コーン紙」を、手で押さえてみると、
音が小さくなったり、止まったり、と変化します。
波動=物質波を発するスピーカーでは、その「振動板」を、手で押さえてみても、
音量や音質に変化がありません。
--- * --- * ---
音が良いとか悪いとかの、音の感じ方や、ライブ感などの音場の感じ方などについては、
人夫々の違いや、好みがありますので、これらの点について、
エムズシステムの「波動スピーカー」が、どうである、とは言いません。
聞いてみて、いいな、と感じられれば、それでよいと思います。
ただ、「波動スピーカー」という名前を聞いて、
『これは、「波動=物質波」を使っているスピーカーだ』、
と勘違いされると、思わぬ間違った方向・認識になるかと思います。
もう一度、
┌──────────────────────┐
エムズシステムの「波動スピーカー」は、
音を出すために「波動=物質波」を、使用していません。
名前に「波動」という言葉を使っているだけです。
└──────────────────────┘
私も最近、波動スピーカーに興味を抱き、近々ショールームに行って試聴しようと思っているのです。
まあ、スピーカー・マトリックスやレスリー・スピーカーと同じく、モニター型とは違った音場を持つスピーカーがある訳です。
上記のような位相・拡散型スピーカーを聞き慣れた耳には特に驚きはないと思いますが、百聞は一見にしかず、試聴をしてきます。
すみません、最初は、ごく簡単に。
「スピーカー・マトリックス」「レスリー・スピーカー」などあげられておられますが、
これらと、私が探していたスピーカーとは、まったく種類が違うものです。
広がる音とか、発散した音が反射して帰ってくる為包まれるような音、などをイメージされていらっしゃるのでしたら、
その名も「波動スピーカー」のことをお捜しなのかも知れません。
これは、上記ブログ内で私が家具屋さんで試聴してきたものとなります。
これは、物理学でいう「波動」は、(殆ど)出ていません。
殆ど、というのは、出た音を測定していない為、波動=物質波と、粗密波の比率などが未確認のためです。
そして、結構値段の高い、商品名「波動スピーカー」なので、これだと、2本のスピーカーを、自分の方に向けないで、左右や部屋の色んな方向に向けたりすることで、同じような響きを出すことが出来ます。2本が自由になる分、より多くの方向を設定できますので、こちらの方が面白いかと思います。
もう一つは、無指向性や水平360度無指向のスピーカーを選ぶのも、2本が自由に設置できる分、良いかと思います。
そうではなくて、「波動」「物質波」を発散することで、音を伝えるスピーカーをお探しなのであれば、
寺垣スピーカーのショールームにいかれるのが、一番良いかと思います。
株式会社Teragaki-Labo
http://www.teragaki-labo.co.jp/index.html
また、波動、物質波、を特に発散している、従来からあるスピーカーを試聴されるのであれば、
秋葉原のダイナミックオーディオ5555の最上階にある、ジャーマン・フィジックスなどが、良いかと思います。
悪い所:低音の量感が無い。どの楽器もミニチュアにしか聞こえない。コーン紙の振れを見ると、少し鳴らしただけで限界になってしまう。
私にはラジカセのちょっと上ぐらいにしか聞こえなかった。
やはりフォステクスのユニットではあの程度止まりでしょう。
>本日、やっと波動スピーカーを試聴してきました。
それは、ご苦労様でした。
>私にはラジカセのちょっと上ぐらいにしか聞こえなかった。
>やはりフォステクスのユニットではあの程度止まりでしょう。
●そうですか。私も、概ね、そうだと思います。
私は、狐に摘まれた、というか、騙された、という感じでした。
やはり、エムズシステムの波動スピーカーのことを言ってらしたのですね。
このスピーカーについて、これは個人的な意見ですが、
BGM用には、一本の筒で面白いかもしれませんが、とにかく価格が高いです。
これなら、数千円の中古のバイオクロスコーン時代のONKYOのスピーカーなどの方が良いかと思います。
これだと、加えて、中古などの安いサラウンドのアンプまで買えちゃいますね。
それに何より、使ってみると、その名称や評判?からは、
まったく違う商品との出会いとなるかと思いますので、
その結末は、あまり嬉しくないものになるかと思います。
●商売としては、このような商品で、結果、よく健闘されている、とは思います。
良い評判の元を探ると、
無指向性のスピーカーなど聞いたことの無い人が、これを聞くと、
初めての体験に、手軽な、一体型のくせに、これは凄いと思うようです。
これも、マーケティングの一つではあるのですが。
が、この先、どうしようもないようにも思います。
●で、音が部屋に満ちるようなものとか、BGM用途でしたら、
無指向スピーカーが面白いのではないかと思います。
また、ひょうたんスピーカーなど、更に面白いのでは。
http://hyoutanspeaker.com/
予想を裏切る、思わぬ自然な音で、癒されるという人が多いようです。
ということで、また、試聴などされたり、面白いお話などがございましたら、
お教えください。お待ちしております。
>試聴はビル・エバンスのライブ盤から始まりました。
なるほど、ライブ盤ですね。
>アンプはエムズシステムの純正バカ高宝石箱。
おお、いまでは、こんなものまであるのですね。
HP見れば、5.1chサラウンド用のスピーカーも作っているようですね。
壁の状況によっては、他のスピーカー以上にピントの合っていない、ボヤボヤのサラウンドになりそうですね。
>店主はやたらと近くで聞けと勧める。
直接音を多く聞こえるように、ではないかと。
>面白かったのは、スネアのブラシのやや斜め前にハイハットが聞こえ、斜め上方にシンバルが定位した事。3次元的に各キットの位置関係が浮かび上がっていた。ブラシの音は単なるホワイトノイズ的になりがちだが、打面の皮の鳴り、胴の響きまで鮮明に分かった。
>何枚か聞いてから、私の持って行った盤をかけた。ジャズで、アコースティック・ギターとウッドベースのデュオ。かなり深い低音もあるし、アルコ(弓弾き)もある。ギターのリズムは良いと感じたが、
この辺りが、良い点のようですね。でも、
>音像がかなり小さい。オモチャのミニチュアを見ているみたいだ。ベースは全然駄目。コーン紙を見ると限界まで振幅して飽和状態。主人がボリューム権を握り、それ以上は上げさせない。上げても無駄という事は分かるのでそのまま聞く。
>どう見ても10cmユニットではどうにもならない。そこで、もっと大きなユニットを使って自作してみたくなった。
ということで、無指向性のスピーカーを使う方が、圧倒的に広がり定位も良くて、
コストパフォーマンスのよいものが作れるように思います。
色々物色するのは、また、楽しいですしね。
普通の正面だけに音を放射するスピーカーでも、もう一組用意して、
左右に向けて見れば、普通のステレオ・アンプでも結構良い響きになりますよ。
この2つの組み合わせで、正面にだけ放音するスピーカーが1組と、
それに加えて、無指向のスピーカーを使えば、
正面放音スピーカー1組を加える場合より、
置き場所も自由度が上がり、効果的かと思います。
ポンと一つ置くだけが良いなら、エムエスも良いかも知れませんが、
色々組み合わせたり、レイアウト変えたりして、
工夫してみるのも、新しい発見などがあって、楽しいかも知れませんね。
>ただし、フォステクス以外の製品を使いたい。
これは、好みがあって意見が分かれるところでありますが、
復刻版が出て話題のパイオニア PE-101A なども良いのではないでしょうか。
ほんの参考に、
http://www.kit-ya.jp/product_info.php?cPath=2_27&products_id=398
これなんか、よく鳴りそうです。
今回は波動スピーカーが過剰な振幅で悲鳴を上げておりました。
>音サディズム
>まぁ、私は偉そうに商売をしたり、素人を騙そうとするオーディオ屋に対してはサディストですからね。
:
>かなりの高レベルでリアルにベースが入っている盤や、冨田勲あたりの低音が限界ギリギリまで入っている盤をわざと持って行きます。今回は波動スピーカーが過剰な振幅で悲鳴を上げておりました。
そうなんですか、Sですね~。
ちょっと、見てみたかったです、悲鳴をあげた波動スピーカー。
というか、フォステクスなんですね、ユニット。
●Sな試聴について
高校生の時に、オーディオショップの人に教わった方法は、
いつも聞いているレコードと、
ベイヤーのモニター・ヘッドホン DT48 を持って、
お店を聞きまわると、かなり、嫌がられるって作戦です。
私が、DT48を買ったから教わったのですが、一度も実行出来ていません。
そういえば、昨年知った方に、家でも常時ヘッドホンを使っておられて、何処に試聴に出かける時も、Myヘッドホンを持参されているのです。
凄いのが、両耳の部分の頭が、ヘッドホン装着用の形になっていることです。
その迫力?に、何も言えなくなったのは、私です。
●豊かな低音に挑戦してスピーカーを創作されている、
和音さんは、20Hzを、8cmとか、10cm前後の小さいユニットで、
トール型の箱のサイズは、ブックシェルフ型の大きい方ぐらいまでで抑えて鳴らしておられます。
その感想をお聞きしたいところですが、・・・和音さんは、愛知県のお店です。
http://park11.wakwak.com/~daichi/audio/voice/think.htm
(今日現在、ちょっとHPのリンク切れたり、乱れているようです)
スピーカーはパイオニアの10cmが揃った。
後は知り合いの工事屋さんに穴を開けてもらうだけ。(ここまで厚いと、特別な工具を揃えないと開けられないとホームセンターの店員に言われたから)
>前進。
おおお、前進されましたか!
>昨日、ホームセンターに行って、150mmの塩ビ管を買ってきた。両端に付けるキャップが最大150mmなのでその大きさになった。
スピーカーはパイオニアの10cmが揃った。
>後は知り合いの工事屋さんに穴を開けてもらうだけ。(ここまで厚いと、特別な工具を揃えないと開けられないとホームセンターの店員に言われたから)
おお、おお、そちらに進まれましたか。
塩ビ管ですね。これを皆にされてしまうと、エムズシステムは、お手上げではないでしょうか。色んな意味で。
私も、ホームセンターの売り場を通ると、手にとって見たり、なにやら、買いたくなちゃいます。
集まれ塩ビ管スピーカー
http://www5a.biglobe.ne.jp/~tyuuou/enbisp.htm
ご存知かも知れませんが、
こちら、有名なHP、塩ビ管SPの方々がずらりです。
安くて、小さくて工作も簡単なものでは、
以外に良い音!、低域も在る~、
なんて思ってしまうのが、ペットボトル・スピーカーです。
カッターナイフとホットメルトなどで出来てしまいます。
JUNKな部屋
http://kousoku-web.hp.infoseek.co.jp/junktop.html
なぜキャップを付けたかと言うと、管とバッフルを固定する上での強度、バッフルをあまり薄くしたくなかった、という判断です。
管もキャップもかなり厚くて硬いので、強度は最高です。
イルボンサラミさん、更に先の計画ですね。
>今、考えたり想像したりしているのは、背部にスピーカー・ターミナルが要るが、
>1.いっそケーブルを直付けにして、ケーブルを引き出す穴をバスレフと共用にするか、
>2.ターミナルを付けてバッフル側にバスレフ穴を開けるか、
>3.密閉型にするか…。
ふむふむ、1番もいいかも知れませんね。バスレフは、筒の後ろ側にするのですね。
2番は、穴が小さくなりそうで、自由度がなさそうですね。
どうしても、左右方向にバスレフを設けるのが良いとなったら、
バッフルを大きくするというか、筒の直径を大きくするか、
或いは、ダクトを曲線的に曲げて、筒の途中から斜めに出す、というのも、考えられます。
>なぜキャップを付けたかと言うと、管とバッフルを固定する上での強度、バッフルをあまり薄くしたくなかった、という判断です。
管もキャップもかなり厚くて硬いので、強度は最高です。
キャップと言うのは、バッフルと塩ビ管を繋ぐ、というか、
蓋をするように、止める、ネジが切ってあるキャップのことでしょうか。
最近、密閉式のSPを使っている性で、板厚って難しいな、と思っています。
板厚(塩ビ管では、管の厚みでしょうか)や、バッフルの厚みは、
バスレフ式などのSPより薄いようで、箱が上手に鳴っているのです。
これが、ある意味、部屋に充満して気持ち良いようです。
そうそう、計画されているのは、一本の筒SPですよね。
だとしたら、筒の真中、2本のSPの背面波がぶつかる部分を
どのように作るか、が皆さんのアイデアの分かれるところです。
所謂、逆相の背面波が打ち消しあうのを、どのように止めるか、
対処する工夫です。
ここを、粗密波の伝達、振動の伝達、物質波の伝達を、
完全に絶って、完全に仕切ってしまえば、
2つのSPがひっついているだけ、
みたいになってしまいますね。
だったら、一本にする意味がなくなってくるような・・・
というジレンマのようなものにも入り込む、という
ラビリンス付きです。
かの波動スピーカ-では、この部分に、波動を込めたものを使って
打ち消している、とかなんとか、言っていたように思います。
そうだとしたら、まったく、怪しいです。
このようにアイデアを練っているときも、楽しい時間ですね。
頑張って下さい。
大きい工事を請け負うような、大手の工務店?に行かないと、
無いようですね、専門の工具、道具は。
>あとは穴を開けたキャップの表にユニットを付けるか、中から付けるか、
これは、キャップの厚みが暑いほど、違ってきますね。
中に付ければ、穴の角は面取りすると、違ってきますね。
そういう意味で、無難なのは、表に付けることになるかと思います。
見た目は、この場合、別問題として、です。
>フォステクスのスピーカーグリルはパイオニアのネジ穴に合うのか? など、問題はいろいろ有ります。
これは、2つの図面を探して(ググル?)、寸法を比べることになるかと思いますが、
通販しているお店の販売HPを見ると、フォステクスのグリルは、フォステクス専用と
なっているところが、気になりますね。
実際に組み立てると、細かな部分も解決しなければならないですね。
当初の目標を確認しながら、頑張って下さい。
応急処置として、タオルを詰めて穴を塞いでいる。
いろいろ実験をやってみようと思う。
>ついに完成。
おおお、出来ましたか!
おめでとうございます。パチパチパチwww
>本日、水道工事屋から塩ビ管を引き取ってきて、徐々に用意しておいたユニット、スピーカーコードを取り付け、めでたく完成。箱の大きさゆえ低音は足りないが、アコースティック・ギターの胴の大きさを表現できていて、エムズに勝っている。
音が出ましたかぁ~
自分で作ると、惚れるんですよね~
低音を小さい箱でも出そうと工夫されている方も沢山いらっしゃいますね。
ダクトを細いストローの束にして、気流を整えると、8cmのユニットでも低音が出るなんて、面白そうなのがありますね
>ホームセンターに厚紙製の筒を売っていたから、箱を1mぐらいにしてみても面白いも知れない。
塩ビ管ではなくて、紙管スピーカーって、ありますね。素材が鳴ってしまうとしては、紙の方が自然な音になりますね。
バルサを振動させて鳴らすバルサ・スピーカーなんていうのもありますね。ユニット、オークションで入手したのですが、組み立てていません。物質波スピーカーを自作しようと、バルサ材を触ったので、バルサの振動した音って、悪くないなと思っています。となると、箱鳴りを狙って、薄めの材で、バルサ材だけのエンクロージャーなんて面白そうだな、と思っています。しかし、箱を上手に鳴らすのは、箱鳴り止めるより難しそうです。世の中では少数派のようで情報少ないのですね。
>試聴。
>実際に作ってみて分かったのは、後方に開けたバスレフの穴から低音も出ているが、左右のスピーカーの裏から近い上に、左右が混じっている状態なので、そのまま聞くと干渉して定位、セパレーション、広がり感が悪くなってしまう。
>応急処置として、タオルを詰めて穴を塞いでいる。
>いろいろ実験をやってみようと思う。
おおお、ここですよ。
スピーカー・ユニットを一線に並べた時の、お互いの波同士のぶつかり合いを、どうのように処理するか、これが問題ですよね。
この場合の背面波は、左右に同じ音が出ていたら、逆相になりますものね。
ここを、上手く、効率良く、処理する方法を見つければ、特許だって取れそうですね。
左右のダクトの長さ、経路を変えて、同相にするとか、でも、ただのダクトだけでは時間差が出来てしまう。長さを左右合わせて、経路を曲げて、同相にしても、大掛かりな箱になって、元々、どうして1つの箱の一線上にユニットを並べたかの意味がぼやけてしまう。
カーステレオ用のベース(低音)用のスピーカーシステムでは、もう、アンプで逆相にしておいて・・・ 色々工夫の跡を辿ると面白いですね。アドベンチャーです。
今まで聞いたことのあるエムズより小さくて上手くいっていたのは、左右の真中に、7cmほどセメントの仕切りを入れたものです。感想は、2つのスピーカーの箱を1つに繋いだのと同じような感じでした。ある意味、力ずくの作戦でした。
タオルを詰められたのと同じ作戦のは、一辺が30cmほどのキューブに、6面全てにフォスターのユニットを付けて、天井から鎖で吊るしたものです。無指向性ですね。この定位は素晴らしいかったです。オスカー・ピーターソンのピアノ・トリオが綺麗に目の前に並びました。で、オーディオショップでの実験だったのですが、どのスピーカーが鳴っているのが判らなくなりました。
このスピーカーは、6個のユニットが背面を睨み合わせていますので、吸音材を満タンに詰め込んでいました。
手作りならではの、この後の改善も、じっくりと 出来ますね。
頑張ってください。
ご返事が大変、遅くなり、すみませんです。
>ダミーヘッド。
おおお、来ましたね。
>いろいろなソフトを試していると、マルチトラックでモノ音源をステレオにまとめた物より、ワンポイント録音の方が空気感が感じられて良く、
おお、そうですか。これは、無指向性スピーカーの入門のような、左右向きユニット搭載のスピーカーなら、空間の再生に関心が向かれるのも納得です。
>更に言うならダミーヘッド録音の物は凄い臨場感がある。円筒の両端にユニットを付けた形は、再生と集音の意味でダミーヘッドを逆にした形である、という意見もあり、できるならば生録音をしてみたくなりました。
ダミーヘッドを使った音源は、空間とか、音場の記録した音源を再生するのに、面白い効果があると思われます。
ダミーヘッド録音を、ダミーヘッド型のスピーカー・システムで再生しても、それほどの効果は無いようです。ただ、左右に向いたユニットから再生している、というだけのようです。ダミーヘッドが音の入り口なので、そこに頭を合わせると、ヘッドホンになりますね。ヘッドホンやイヤホンの再生には、ぴったり来るようです。
ダミーヘッドのスピーカー再生には、出来るだけ360度の、いや、上下四方八方の無指向性スピーカー・システムが向いているようです。これは、2本のマイクで、ステレオ録音したものでも、同じことが言える場合が殆どのようです。
ダミーヘッド録音された音源をトランゾーラル処理などをすると、2本のスピーカーや、お作りになったスピーカーでも効果的に再生できるものと思います。
ダミーヘッドの録音、つまり、バイノーラル録音を、技術的に進めたのが、ホロフォニックと呼ばれるものもあるようえです。
<引用開始>
ホロフォニックは一聴するとバイノーラルに似ており、実際ダミーヘッドも使いますが、
自発耳音響放射と外界の音との内耳での干渉という生理現象をシミュレートしている点が
大きく異なります。このシミュレートにより、バイノーラルに比較して以下の効果が得られます。
・方向感の明瞭化:ヘッドフォンではもちろんのこと、トランゾーラル処理をせずにステレオ再生にて上下の感覚が再現される。
・音量感の固定化:音に対する生理的反応(との干渉)を記録しているため、ジェット機が通過するなどの大音量の記録に対しては、
その音量感も記録されることになる。その結果、大音量で再生しているのでなくても、その音量感が再現される。
・方耳でも上下の方向感が得られる:ヘッドフォンのうち、片耳だけを装着しても、上下の動きがわかります。マッチ箱を振る音のシミュレーションを聞いてみてください。
この画期的な発明は後にNASAとの契約に伴い秘匿されることになったため、その後一般の音楽、音響録音に
用いられることは殆ど無くなってしまったのが残念です。
<引用終了>
生録も楽しいですよね。最近は、私は綺麗な生録、それも各地の面白いサウンドスケッチを聞くのには、NHK、FMの「音の風景」を聞いています。部屋のスピーカーを、空間再生も優れる、LS3/5Aに変えた時、フィリピンのジャングルでの雷雨を再生したら、本当に雨が降ってきて、雷が鳴っている、なんて、錯覚しました。
また、更に、頑張ってください。
またのコメント書き込み、ありがとうございます。
>欲
このタイトル。
煩悩即菩提ですね。
欲という煩悩を燃え上がらせてこそ、生き抜く力も湧き上がるものです。
>まあ、いろいろ他のスピーカーも聞かないと向上しないので、ジャズ喫茶でJBLの4428を聞いてきました。音像感とか雰囲気はベクトルの方向が違うので一長一短。しかし、10cmのサイズゆえ、余裕あるベースや太鼓の皮鳴りは無理。それにバタ臭さが無い。いっその事、アルテックかJBLの20cmを探してみようか?
あら、私は最近、いわゆるオーディオ業界に疎いのですが、
JBLの4428って、これでしょうか。
http://www.harman-japan.co.jp/product/jblhome/4428.html
何度かマイナーチェンジしてますが、まず、30cmウーハーに5cm、1.9cmの3ウエイかと思うのですが・・・
何か、私、勘違いしていますでしょうか?
133mmですが、4310とか、4312系のスピーカーのことでしょうか。
30cmなら、ましてJBLならパンチのある低域があるものかと思われます。その部分を除くと、10cmより、20cmと言うのは、普通、理解できる方向かと思います。
私個人的には、中学生のときには、家でおとなしいビクターのステレオ(一応25cm)だったので、オーディオショップに入り浸り、JBL4343で、育ちました。そういう意味では、JBLのあのパンチは、懐かしいのですが、今は、好みも広く、また、パンチばかりだと疲れる?ので、アルテックや、タンノイが好みの線です。
現行使っているのは、メインが英国の誠実をお届けします、という音の、KEFの「LS3/5A」、
http://www.kef.com/history/1960/Ls35a.asp
昔のバイオクロスコーン時代は良かった(これは違うのですが)、日本のONKYOの小さいけどパンチのある「D-100」、
http://www.audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-100.html
小さく可愛いけど、まじめにバランスの良い、ドイツ ALR JORDAN の「Entry Si」です。
http://www.imaico.co.jp/alr/entrysi.htm
>更なる方向。
>私は学生時代はビクターの4ch付属のフロントスピーカー(20cmフルレンジ+ツィーター)を愛用して、
ビクターというところが、ちょっと似てますね。私は、中学の時に、CD-4という、当時の最新技術!?として出てきた、ディスクリート方式とか言って、レコードの溝に4つの音を記録して、完全独立の4チャンネルを実現するというもので、その第一号機のサウンド・ナイン(Sound 9)というセパレート・ステレオを買って貰って、オーディオに入っていったのでした。今でも、その時の4ch用のリア・スピーカーを持っています。学生で3帖の部屋に下宿するのに大きいものは持っていけないと、これだけにしたのでした。
>その後はB&Wのミニスピーカーなどを使い、最近、自作の波動スピーカーに代わりました。更に興味が、波動スピーカーの手法を使って、JBLパラゴンのミニ版を作ってみたくなったのです。もちろんスピーカーはバタ臭い音のフルレンジを使う訳です。
そうですか、まだまだ、楽しみが尽きませんね。
「波動スピーカーの手法を使って、JBLパラゴンのミニ版」ということは、多分、あの曲面から、波動を飛び散らそう、とされていらっしゃるのかと想像します。どのように、振動を曲面に伝えるのか、よかったら、教えて下さいね。
ずいぶん前から、韓国から物質波スピーカーが出ていますね。向こうの特許が出しているのかな。日本の基本的な特許は、昨年切れているので、売り出されてもしょうがないですね。
本家、寺垣氏の方からは、新しいスピーカーが昨年発表されていますね。一度、私も聞いてみたいのですが。
http://www.teragaki-labo.co.jp/index.html
実は、直感的に、同じ、ビクターのCD-4 Sound 9かとも思ったのですが、何の根拠も無いので、まさか、同じとか、と思い直したのでした。奇遇ですね。
まさしく、同じサウンド9ですね。
>そう。そのSound9なんですよ。機種にバリエーションがあったかどうかは不明ですが、上側がプレーヤー、下がレコード入れ。2ch、SFCSが2種類、CD-4と4chテープモード。残念ながらディモジュレイターは買わなかったのです。リアスピーカーはそれだけでも良い音がしていました。
あの、レコードの壁2つの溝に、リアの2ch分を、30000Hz以上でしたか、広域に変調して記録して、広域に特性の伸びたカートリッジで取り出して、デコーダーにて、リア2ch分を、普通の可聴範囲に戻す、というディスクリート方式。
私は、デコーダーも買っていましたのですが、なにせレコードが無い!
VICTOR CD4-1 \37,000(1972年頃)
http://www.audio-heritage.jp/VICTOR/etc/cd4-1.html
CD-4のレコードで持っていたのは、ステレオセット買った時にサービスで貰った、ラテン音楽とシカゴか何かの2枚ほどでした。
リア・スピーカーは、まだ、持ってますよ~
本体とフロントスピーカーは、25年ほど前、住之江区の大ごみに、泣く泣く捨てました。今度は、会社の寮に入ると言う会社の工場ごとの引越しの時でした。
多分、レシーバー部分の顔は、こんな感じですよね。うわー、なつかし~
これは、同時期のチューナーです。
VICTOR JT-V9 \83,000(1973年頃)
http://www.audio-heritage.jp/VICTOR/tuner/jt-v9.html
ちょっと、こぼれ話を。
CD-4用のカートリッジって、音悪いです。で、ビクターのZ-1に買い換えたら、本当に、良い音に響くようになりました。
Z-1
http://mitsunoken.hp.infoseek.co.jp/2004.11.23.z-1.html
VICTOR 4MD-1X \12,500(1973年頃)
http://www.audio-heritage.jp/VICTOR/etc/4md-1x.html
これ、広域特性を伸ばすだけ為のカートリッジですね。部品台を聞いたら、驚きの(当時で)700円!。そりゃ買い換えたら、音、良くなりますわね。
# 3月から、仕事に、ちょぼちょぼ出てまして、また、風邪引いて休んでまして、御返事が遅くなりました。
質問に対し、店主からはどんな回答が返って来るでしょうか?(笑)
>波動スピーカーの疑問。
ほうほう、どのような疑問でしょう。
>こんにちは。私の地元にはかなり熱心な波動スピーカーの代理店があります。そこの店主は例に漏れず音楽好きで、いろんな会場でミニライブを行っています。
なるほど、そういうお店があるのですね。
この「波動スピーカー」って、エムズシステムのものですね。
>ところが、どの写真を見ても、スタンドに載せたエレクトロ・ボイスのPAしか見えず、波動スピーカーは使っていないのです。映画上映の際に、大ホールにおいて波動スピーカー一個で充分だったという前例もあるらしいのに、ギターと歌のPAに使えない訳が無いと思います(私は無理があると思いますが)。
質問に対し、店主からはどんな回答が返って来るでしょうか?(笑)
はは~ん、私の想像では、多分、
お店のBGMには、波動スピーカーを使って、これを売っている、
ミニライブには、エレボイのPAを使っている、という、
使用目的に合わせて使い分けているのではないかと思います。
そして、イルボンサラミ さんが
>(私は無理があると思いますが)
と思われるように、簡易型?の無指向性スピーカーのような、
左右指向性?スピーカーのエムズシステムのものでは、
PAは無理でしょう。全然、不向きだと思います。
PAにも使える波動スピーカーって、寺垣氏の波動、物質波を放出して、
音を放音しているスピーカーでないと、意味が無いと思われます。
ま、ある程度の出力のある、寺垣氏の物質波スピーカーなら、
PAにぴったりだという評判で、オーケストラのPAに使われた実績があるようです。
ちょっと高いのですが、今、販売されている
寺垣氏のスピーカー、TERRA-SP3000 は、
ある程度の規模のPAにも使えそうですね。
http://www.teragaki-labo.co.jp/products/about_terra-sp3000.html
http://www.teragaki-labo.co.jp/
1.演奏前のBGMには波動スピーカーを使いました(PAには使わなかった、とは決して言わない)。
2.楽器用の波動スピーカーもあるようです(代理店が知らない訳がない)。
3.「ガイア・シンフォニー」の上映会の時は、特別製の大型の波動スピーカーを使用しました。
4.明日のエムズシステムの三浦社長とのミーティングで詳しく聞いてみます。
との事。
だんだん、ボロが出てきた…。さらに深読みするなら、3.の大型というのも怪しい。いざ上映段階になったら、別のPAに切り替えたか、パラレルで鳴らした事も考えられる。
>1.演奏前のBGMには波動スピーカーを使いました(PAには使わなかった、とは決して言わない)。
BGMでしょうね、使えて。サラウンドと言うか、アンビエンス的に、会場に音をばらまくように鳴らすしか出来ませんからね。
PAって、やっぱり、前面への放音が大切だと思います。これが出来た上で、その他の方向へ音を飛ばすことも考えられるかと思います。しかし、会場によっては、飛ばさない方が良い場所もありますが。
>2.楽器用の波動スピーカーもあるようです(代理店が知らない訳がない)。
楽器用とうたったものは、私は知りませんが、エムズシステム製であれば、何の意味も、魅力も無いでしょう。これも、アンビエンス的な効果をうたったようなものなら、エムズシステムでもやるのかも知れませんが、それにしても、他にもっと良いもの、コストパフォーマンスの良いものがあるように思います。
>3.「ガイア・シンフォニー」の上映会の時は、特別製の大型の波動スピーカーを使用しました。
特別製と言うところが、大型なのではないかな、とうがった見方をしてしまいます。結局、アンビエンス的、サラウンド的に使ったのではないでしょうか。ひょっとしたら、既出のPAに追加したのかも知れませんね。
>4.明日のエムズシステムの三浦社長とのミーティングで詳しく聞いてみます。
これには、興味がありませんね。
>だんだん、ボロが出てきた…。さらに深読みするなら、3.の大型というのも怪しい。いざ上映段階になったら、別のPAに切り替えたか、パラレルで鳴らした事も考えられる。
ちょっときつい表現になるかと思いますが、
エムズシステムの波動スピーカーが唯一できることであるところの、音を色んな方向に飛ばし、アンビエンス的やサラウンド的な効果を目的とするにしても、他のアンプとスピーカーを使った方が、安く、方向も左右独立して自由にレイアウト出来るし、やり方によれば、スピーカーの数も増やすことも出来るので、色々試せて、面白いですし、良いと思います。
そして、その名前が、波動スピーカーとは言っていますが、音として波動は出ていませんので、この点でも、まったく興味がないものです。逆に、紛らわしい名前を付ける行為に、嫌悪感さえ覚えるものです。
気になるのはその効能表記(フォロー?)です。
飽くまでイメージなのですが何かちょっと魔法を感じさせるキーワードを含んでいるような気がしますね。
まず「まるで楽器だ!」的な表現。
スピーカーの本来のセオリーではなるだけ屈強な箱で妙な色付けを無くすのが良しとされて来た訳ですが、稀に剛性が稼げず共振してしまった時、本来共鳴させて音を出す楽器になぞらえて「響きがよい」的な表現でお茶を濁されるとなかなか冷静に見抜きにくいし批判するのに勇気が要ります。アコースティックの権化である楽器になぞらえられてしまうと、何かそれを否定するのに妙な罪悪感を感じてしまうのです。
喉自慢に子供が出ちゃうと優勝にしとかなきゃ何か後味悪いみたいな・・・。
同様の表現に「マルチ録音ソースでは効果が薄い・・・」的なフォロー。コレも近代的なモノ、手の込んだモノは逆に通(つう)じゃない・・的な妙なマジックの有るキーワードで、とりあえずマルチ録音的なモノは非人間的でナチュラルではなくその手のソースに対して効果が薄い・・的なニュアンスを発せられてしまうと通としてはちょっと否定するのに勇気が必要になってしまいます。
それどころかそういう通じゃないソースに対して効果薄な事が逆にこのスピーカオーナーにとってのステイタスになってしまうともう絶対否定できなくなる気がします。
波動スピーカーの宣伝戦略に流れるオーガニックで自然志向なモチベーションは何かその効果以前に、それを否定する事自体に罪悪感を感じるような妙な魔法を感じます。
飽くまで私のイメージです。
ちょっと、体調が悪いので、今回は簡単に書かせて頂きます。
波動=物質波スピーカーに関して、聞きかじったこと、実験して、分かってきたことなど、まとめてみたいな、とは思っているのですが、まとめる、となると、結構難しくなってしまって、先送りになってしまっています。
>波動スピーカー、どのサイトも絶賛でやっとまともな評のサイトを発見しましたのでコメントします。私も展示会で聞きましたがおっしゃる通り筒の両サイドから音が出てるだけの様に感じました。
そうですよね。
実は、「ただの筒スピーカーで左右に音を出しているだけ」というふうに、皆さん耳では聞かれているのだと思います。
しかし、その感想は、いくつかに別れるのではないかと思っています。
1.そのまま感想をいう人。
2.左右だけとはいえ、無指向性スピーカーなどに不慣れな人、初体験の人の驚きの感想をいう人。また、これは、左右だけという極端なセッティングが、逆に、刺激的に受け止められるのではないかと思います。
3.この後、のっち さんも言われるとおり、宣伝文句などにのって、耳から入る事実より、その文句に載せられたイメージをいう人。勿論、無指向性スピーカー初体験の人も、この宣伝文句と相乗効果となって、舞い上がった?ことをいう人。
>気になるのはその効能表記(フォロー?)です。
>飽くまでイメージなのですが何かちょっと魔法を感じさせるキーワードを含んでいるような気がしますね。
そうですね。この要素、大いにあると思います。まして、入り口が、「波動」スピーカーですからね。波動も災難ですよ。
>まず「まるで楽器だ!」的な表現。
>スピーカーの本来のセオリーではなるだけ屈強な箱で妙な色付けを無くすのが良しとされて来た訳ですが、稀に剛性が稼げず共振してしまった時、本来共鳴させて音を出す楽器になぞらえて「響きがよい」的な表現でお茶を濁されるとなかなか冷静に見抜きにくいし批判するのに勇気が要ります。アコースティックの権化である楽器になぞらえられてしまうと、何かそれを否定するのに妙な罪悪感を感じてしまうのです。
喉自慢に子供が出ちゃうと優勝にしとかなきゃ何か後味悪いみたいな・・・。
●そうですね。世の中には、箱を上手く鳴らすスピーカーって、少ない流派ですね。現在メインに聞いている、LS3/5Aも、その少ない流派のものなのですが、箱を上手く鳴らすのは難しい技だと思います。多分、箱を鳴らす、鳴らさない、の2つの道があったとして、ある水準の到達点が、鳴らさない方の道の方が近かった、というのが、それらの占有率の違いに現れているのではないか、と思います。
箱を鳴らすスピーカーとして、ONKYOのギターの箱を持つスピーカーがありますが、これは、ちょっと極端な箱作りに偏りすぎたのではないかと思います。
http://www2.jp.onkyo.com/product/products.nsf/pview/D-TK10
つまり、鳴らすソースを選んでしまうのですね。箱の鳴りに親和性の高い、よく馴染んでよく鳴るソースと、そうでないものとがある、ということです。と言っている私は、もう少し安かったら買ってしまっていたと思います。アコースティック・ギターやバイオリンなどの楽曲には、なんとも生っぽい鳴り方をするのです。でも、元の音源の再現というより、このスピーカーの音として発音する、という感じですね。
箱が鳴る、というと、昔、高校生のとき、質屋さんの倉庫に眠るアコースティック・ギターを2つ買ってきて、スピーカー・ユニットを収めて、鳴らすという暴挙に出たことが有ります。素人のやることなので、ほんの小音量なら、なんとかギター協奏曲など鳴っていました。
売り物では、バイオリンにスピーカーを収めたものがあります。
http://www.ybcn.jp/violine.htm
同じくソースに向き不向きがあるのだろうと思いますが、ユニットの振動を上手く胴に伝えれば、波動=物質波成分の放出も度合いが増して、良い感じになるのだろうと思っています。ユニットの振動を制振して取り付けるのとは、まったく反対の取り付け方になるかと思います。
最近、やってみたい楽器にスピーカー・ユニット・シリーズは、カホンにユニットを取り付けることです。よく鳴る箱で面白いかなーとか、箱の部分的制振で、全体の振動をコントロールすれば、箱鳴りの勉強にもなるなー、なんて思っています。なんて、あまちゃんなんでしょうね。
●寺垣先生の波動スピーカーの振動を放出する部材がバルサ材です。自作の物質波スピーカーで実験的に幾つかの違う部材を使ってみて、バルサ材が以外に自然なのを知りました。バルサ材臭い音がしているのですが、聞いていて疲れないというか、決して万能とは思わないのですが、今のところこれ以上のものが見当たりません。
そのうち、バルサスピーカーというのも知りました。ユニットも手に入れて聞いてみました。世の中、既に色々あるのだなーと思いました。柔らかい箱の代表?にダンボール箱に取り付けても、それなりに鳴ります。
(入手したのは、ここで自作に使われている、フジサワの平面スピーカー・ユニットです)
http://homepage3.nifty.com/zoushp/spcompe2/spcompe2.htm
この2つの融合で、「バルサ材で上手くなる箱を作ってみたいなー」という、かなり経験が必要そうな夢も抱きましたが、既に、バルサ材の合板を使った、上手に鳴らす箱を持つスピーカーも存在しているのを知りました。
バルサ材で箱も作ると言う、物質波スピーカーのスケッチは、幾つかの形を思いつき、少々溜まってきてはいるのですが、手が付いていません。
余談ですが、「箱を鳴らすなんて邪道だ!」的なことを言われる方もいらっしゃいます。「余分な音を追加してしまって、良いわけが無い」、という理由からは、ちょっと聞くとそのとおりのようにも思いますが、実は、所謂スピーカーユニット自体、元々記録された音源の音を、紙のコーン紙などに代表される部材に、代理発音させているというものであるし、部屋の響きなども加わって、聞いているわけですから、なんとも、言えないことが分かってきます。
部屋に音を放出するのに、箱を上手く使うことが、如何にエレガンスなことか分かってくると、例えば、スピーカーユニットを色んな方向に向けてユニットの数を増やすような、力ずくで鳴らすようなスピーカーシステムよりも、より自然なのに気が付いてくるのではないかと思っています。まして、エコですよね。
>同様の表現に「マルチ録音ソースでは効果が薄い・・・」的なフォロー。コレも近代的なモノ、手の込んだモノは逆に通(つう)じゃない・・的な妙なマジックの有るキーワードで、とりあえずマルチ録音的なモノは非人間的でナチュラルではなくその手のソースに対して効果が薄い・・的なニュアンスを発せられてしまうと通としてはちょっと否定するのに勇気が必要になってしまいます。
マルチ問題ですね。これは、筒スピーカーに限らず、所謂2chのステレオ・システムでも、話題になることがありますね。音像、音場の再現に使われるソースに関しての議論ですね。この問題に関しての私の意見ですが、これも向き不向きがあるように思います。スピーカーによっては、どちらも無難に鳴る物もありますね。ということで、筒スピーカーが、マルチに向かないのなら、そうかもしれませんが、私は、左右に音を飛ばすなら、両方それなりに鳴ってもいいのではないか、と思っています。それを言い訳にするのは、ひょうっとしたら、損をしているのではないか、と思っています。筒の味方をするのではないのですが。そして、ここでも箱鳴りの件を持ち出しますが、今聞いている、LS3/5Aなどは、どちらも見事な景色を浮かび上がらせるようです。
>それどころかそういう通じゃないソースに対して効果薄な事が逆にこのスピーカオーナーにとってのステイタスになってしまうともう絶対否定できなくなる気がします。
なるほど。私の考えていることとは、相反しますが、おっしゃることは、よーく分かります。そういう認識の方が多いのかも知れませんね。無指向性スピーカーが、オスカーピーターソンのピアノトリオの音場を再現しやすい、ということかと思いますが。
でも、そのオーナーのように思っていらっしゃる方々が他の無指向性システムを聞いてしまうと、マルチは、マルチで、見事にマルチに鳴ってしまいますので、その後は、どうされるのか、どう考えるのか、見てみたいですね。元々、録音スタジオでは、大きなモニタースピーカーで、マルチをトラックダウンなどして、まとめているわけです。ある音像なり、音場を作っているわけです。マルチをそんなに貶(けな)してもしょうがないように思います。どちらかというと、再現が難しいのがマルチで、簡単なのが非マルチかと。ピアノトリオのワンポイント録音などは、分かりやすい音場で、再現するにも、聞く前の目標音場が想像し易いことが、マルチは駄目で、非マルチは良い、なんて言われるのではないかと思います。要するに、マルチは、複雑なんですね、音場が。
マルチは駄目と言っている知人がいます。でも、面白いのは、ピンク・フロイドなどのプログレの多重録音のマルチの権化みたいのは、音場再現するには駄目と言っていますが、富田勲さんのシンセサイザーの多重録音は、良い音場だと言って聞いていらっしゃいます。何をか言わんや。どうも、何か頭で考えて勘違いされているように思います。
>波動スピーカーの宣伝戦略に流れるオーガニックで自然志向なモチベーションは何かその効果以前に、それを否定する事自体に罪悪感を感じるような妙な魔法を感じます。
>飽くまで私のイメージです。
いや、これは、なかなか鋭い洞察ではないか、と思います。こういうイメージ戦略を立てて、それを実行していったかどうかは、分かりませんが、結果として、そうなっている、と思います。そして、どこどこのホテルに使われたとか、誰々という音楽家が買っていったとか、後に置いているところを写った写真を使うとか、家具屋さんに並べてインテリア路線で売っていますね。所謂、オーディオ畑には、どーんと入ってこないですよね。だから、ボッタクリ値段でもやっていけるのかも知れませんね。
●物質波スピーカーの、いいものを作りたいですね。最近、気づいたのですが、ピアノのような弦を叩くより、バイオリンのように、弦を擦る方が、波動が出やすい発音方法ではないか、と。バイオリンの弦を指で弾いたときの音と、擦った時の音の質を比べてみて欲しいです。どちらが遠くまで速く聞こえるでしょう。こうなると波動測定器が欲しいですね。ピアノもバイオリンもその作りには、波動を作り出す工夫が幾つもされているようですが。
世の中には、物質波スピーカーを知っていて、静かにしておられる(ブログなどには技術的なことは書かないでおられる)技術者の方も多くいらっしゃると思います。どこかで、工業製品化された物質波スピーカー・ユニットが開発されるかも知れませんね。発生する物質波の量を増減されるツマミなんかがついていたりして。こんなユニットを開発するのにも、幾つも特許が取れそうですね。基本特許が昨年7月だったか、切れた今、チャンスですね。
是非今後ともよろしくお願いいたします。
さて、
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040610/solid.htm
↑
たしかソリッドアコースティックだったでしょうか・・某大手楽器メーカーがらみのゴタゴタで倒産しましたがちょっとソレを思い出してしまいました。
そこが出していた12面体スピーカーですがそれも同様な効能を詠っていました。
でも何かそれはそれで有り・・みたいな感じもちょっとしたモノです。コレもそこそこ高価でしたがオリジナルユニット使用で専用イコライザ付属ならまぁ良いかなぁ・・って価格だし、この手の多ユニットモデルってよく海外製のトーンゾイレタイプとかで2桁くらい高値で出てたりします。確かにコイツも音像定位に対しては絶賛記事が多くて胡散臭かったのですが、まぁよくあるリップサービスだよなぁ・・って許容範囲でした。
一般人が神秘的なキーワードに弱いのに対し、マニアは逆に“呼吸球”とか言われると弱いのかも知れません。
やはり波動スピーカーの方はオカルティックな表現がなんやかんや言ってもスペックデータが気になるマニアには逆に聞く前からアレルギーなんでしょうね。
で、実際、筒の両端にユニットでしょ。
ユニットを絶えず90度斜めから見るわけだから位相が90度ずれてるわけで、コレがどういう効果なのか不明ですが位相系の何にか効果が無い事も無いようような気もしないことも無い・・って感じですね。ただし正面から聞くに限ってです。
でもほんの少しでもどちらかによった瞬間、反対側のユニットは確実にあっちの方向向いてしまいますよね。
左に1度体をずらせるだけでもう左のユニットからの音しか直接伝わらない。著名なBOSEのシステムの様に、いっそ主要ユニット大半が後ろ向いてるなら“間接音重視”という事で理解できますが、下手に片チャンネルのい音は直接、クリアーに聞こえてしまう分、隠れ方のダメージは大きい。
外見の構造では“何処の位置でも良好な定位”ではなく、むしろ“非常にリスニングポジションが狭い”スピーカー・・とむしろいえる気もします。
でもそれでも“音像が並んだ!”なんていう意見は出まくりですから・・もしかしたら本当に何かテクノロジー使ってるのかも知れませんよ!
例えば3点マトリクススピーカーのセンタースピーカー省略型で、そこは8Ω抵抗か何かでアースに落としてて各ユニットからは(L-1/2R)(R-1/2L)信号が放出され空気中で合成させている・・・とか・・・。
一見しょぼいユニット使ってるみたいだけど実は内部にアルニコのマニア垂涎のすっごいウーハーユニットが仕込んであって、効能自体は実はほとんど無いけど、その内容なら十分取って余るとか。
内部に特殊な超音波を発生させる装置が複数入っていて紙のボディーの共振(筒サイズもそのため綿密に計算されている・・)によって放出、超音波の干渉波によって空気中で低周波が合成される・・等の兵器開発並の超ハイテク技術が導入されており、外部に見えるユニットはいわば修正用の補助装置で、本当に言ってる通りの効能があるのだが、我々マニアは先入観があるのでアレルギー反応でそう聞こえないだけ・・・。
通常正面向いてるスピーカーで逆相すると目も当てられない音になりますが横向いていて、すでに90度位相がずれてるわけですから違和感は緩和されます。今、家の小型スピーカーで試しましたら逆相にすると音は鬼の様に広がって下手するとマジで背後に回ります。ビギナーがびっくりする音場ですよ。
逆相で消失する低音ですが同エンクロージャー内でしょ。場合によっては何かケルトン(ダンディム)スピーカーみたいな効能が出て逆相の方がよかったり・・って事無いですか?
公式HPの説明でも内部のエネルギーを相殺する・・みたいな事書いてなかったでしたっけ?
まず位相系の接続は有名なところでR-L L-R R+LからLRを空気中で合成するマトリクス接続がありますが、基本R-L L-Rが紙の上では別のエレメントに見えますが結局同じソースが逆相なだけで、ココからはっきりLRを分離する事は今までの経験では困難でした。
しかし逆相とはいえ、LR独立した音が出てるのでちゃんとLRが独立して聞こえるはずです。
通常の様に正面向いているスピーカーをLR逆相にすると思いっきり左右に(場合によってはスピーカーを越えて)散ってしまいセンター抜けの音になります。
所が波動スピーカーは初めからまるでセンタースピーカーの様に左右が接近してセットしてありますのでいやがおうにもセンターの音はセンターにまとまります。
また左右ユニットが接近していても正面向いてると単に低音を消しあっておしまいですが波動スピーカーはやや距離を置いて背中あわせですよね。
前説の様にまず位相が90度すでにずれているのと
すでに位相が曖昧になった、運よければ位相反転した間接音を聞くことになるので干渉はかなり抑制される。
また、左右にずれると向こう側のユニットの直接音が聞こえない・・とう弊害は、もし逆相であれば逆相の音を直接聞かなくてよいことになるのでむしろラッキー。向こうの壁から反射してきた間接音は運よければ同相かもしれないし・・違和感はかなり緩和される。
また両ユニットからフレームを通じて発せられた振動は逆相なのでエンクロージャーに伝わった共鳴は相殺されてしまうので、例えば紙の様な剛性のない素材でも共振は抑えられる。
しかしエンクロージャー内の空気にはバネが有るので背圧は完全に相殺されるというより上手くチューニングすると逆に低音増強に仕えるかも。
で、実際波動スピーカーに似た形に組んだ実験機を逆相で鳴らしてみると・・音は結構部屋中に充満、しかもセンターは当然のごとくスピーカー近辺に集中します。
何かミニスピーカーでもあれば一度試してみてください。逆相につないで背中合わせにして横から聞いてみるのです・・・。
案外正解かも・・・違うか・・・。
>ご返事ありがとうございます!!
>ウエットに富んだ理知的な話口に感銘いたします!読んでいて本当に楽しいです!
>是非今後ともよろしくお願いいたします。
いえいえ、こちらこそ、よろしく、お願いを致します。
>たしかソリッドアコースティックだったでしょうか
>そこが出していた12面体スピーカーですがそれも同様な効能を詠っていました。
これ、聞いたことがあります。富田勲さんが、源氏物語の音楽を作っておられるとき、使っておられました。十方(全天 *1 )からの方向から鳴って来る音に加工していました。特に、水平360度に廻る音の行進は面白かったです。また、愛知県鳳来寺山にて野外演奏、そしてその録音をされた時にも、ご自分の周囲に立てられていました。これはNHKで放送されました。 *2 典型的な無指向性スピーカーで、色んな方向に出た音、色んな方向から反射してきた音で、音像を響きとして作る感じです。
*1:十方=四方八方で上下 で全宇宙の空間を意味します。四方で東西南北、八方で、その中間方向を埋め合わせ、それで出来たひとつの面の上の空間と、面の下の空間。つまり、全宇宙空間を意味します。
*2 冨田勲 仏法僧に捧げるシンフォニー 鳳来寺山 63年目の再訪
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090611230030114/
演奏のパーカッションには、ローランド創立者の二男の方が参加されていました。
>でも何かそれはそれで有り・・みたいな感じもちょっとしたモノです。コレもそこそこ高価でしたがオリジナルユニット使用で専用イコライザ付属ならまぁ良いかなぁ・・って価格だし、この手の多ユニットモデルってよく海外製のトーンゾイレタイプとかで2桁くらい高値で出てたりします。確かにコイツも音像定位に対しては絶賛記事が多くて胡散臭かったのですが、まぁよくあるリップサービスだよなぁ・・って許容範囲でした。
まあ、そうですね。実際のところは、上手く鳴らしているのを聞いてみないと分かりませんものね。展示場などでは、へたくそに鳴らしているところが多いです。それに、専用ユニットで、専用イコライザーというだけで、音質的に不自由に閉じ込められる感じを受けるのでしょうね。
>一般人が神秘的なキーワードに弱いのに対し、マニアは逆に“呼吸球”とか言われると弱いのかも知れません。
“呼吸球”といえば、継ぎ目の無いビクターの無指向性スピーカーですね。これも、色物として、特殊なものとして見られているようですね。
でも、富田さんの使い方のように、主システムとして、2chなり、4ch分を、無指向ではないシステムで鳴らし、それに加えて、無指向性スピーカーを使って、アンビエンス的な音や、SE的な音を鳴らし加えるって、一つのやり方だと思います。そういえば、ピンク・フロイドもステージに正面して4chは、演奏音で、SE等は、それらSPの間に十字に並べていました。
>やはり波動スピーカーの方はオカルティックな表現がなんやかんや言ってもスペックデータが気になるマニアには逆に聞く前からアレルギーなんでしょうね。
ピュア・オーディオを好きな方でしょうか、マニアの中には、凝った回路などのものより、よりストレートなシステムの方が受け入れやすい人がいらっしゃいますね。
>で、実際、筒の両端にユニットでしょ。
>ユニットを絶えず90度斜めから見るわけだから位相が90度ずれてるわけで、コレがどういう効果なのか不明ですが位相系の何にか効果が無い事も無いようような気もしないことも無い・・って感じですね。ただし正面から聞くに限ってです。
>でもほんの少しでもどちらかによった瞬間、反対側のユニットは確実にあっちの方向向いてしまいますよね。
>左に1度体をずらせるだけでもう左のユニットからの音しか直接伝わらない。著名なBOSEのシステムの様に、いっそ主要ユニット大半が後ろ向いてるなら“間>接音重視”という事で理解できますが、下手に片チャンネルのい音は直接、クリアーに聞こえてしまう分、隠れ方のダメージは大きい。
>外見の構造では“何処の位置でも良好な定位”ではなく、むしろ“非常にリスニングポジションが狭い”スピーカー・・とむしろいえる気もします。
>でもそれでも“音像が並んだ!”なんていう意見は出まくりですから・・もしかしたら本当に何かテクノロジー使ってるのかも知れませんよ!
なるほど。 でも、そんな厳密なスピーカーじゃないようですよ。もっと、アバウトな鳴り方をしていて、全体に鳴っています、全方向的です、という意味を、違う言葉で喧伝しているのではないか、と思います。
>例えば3点マトリクススピーカーのセンタースピーカー省略型で、そこは8Ω抵抗か何かでアースに落としてて各ユニットからは(L-1/2R)(R-1/2L)信号が放出され空気中で合成させている・・・とか・・・。
>一見しょぼいユニット使ってるみたいだけど実は内部にアルニコのマニア垂涎のすっごいウーハーユニットが仕込んであって、効能自体は実はほとんど無いけど、その内容なら十分取って余るとか。
>内部に特殊な超音波を発生させる装置が複数入っていて紙のボディーの共振(筒サイズもそのため綿密に計算されている・・)によって放出、超音波の干渉波によって空気中で低周波が合成される・・等の兵器開発並の超ハイテク技術が導入されており、外部に見えるユニットはいわば修正用の補助装置で、本当に言ってる通りの効能があるのだが、我々マニアは先入観があるのでアレルギー反応でそう聞こえないだけ・・・。
うわー、読み解くのに、技術力を必要としますね~、くらくらします。
誰か、中身を公開してくれないかな~、自分では買って開ける気にはなれないのですが。
たとえ、それ程ハイテクではなくても、何か技術を使っていれば、それを宣伝するでしょうね。それを言わずに、左右のスピーカーの背圧同士を打ち消す為に、「はどう」を込めた布を使っています、なんて、いうのは、バランスを欠いているとしか言えませんね。
>のっち 2009-04-20(Mon)23:30:26 編集
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>憶測・・・・
>さっき横向いてるので90度位相がずれて・・って書いててふと思ったのですがもしかしてユニット逆相接続してるんじゃなんじゃないでしょうか?
>通常正面向いてるスピーカーで逆相すると目も当てられない音になりますが横向いていて、すでに90度位相がずれてるわけですから違和感は緩和されます。>今、家の小型スピーカーで試しましたら逆相にすると音は鬼の様に広がって下手するとマジで背後に回ります。ビギナーがびっくりする音場ですよ。
>逆相で消失する低音ですが同エンクロージャー内でしょ。場合によっては何かケルトン(ダンディム)スピーカーみたいな効能が出て逆相の方がよかったり・・って事無いですか?
そうそう、やりました。500mlのポカリスエットの、旧バージョン(厚手のころ)での、ペットボトル・スピーカー( *3 )を2本、お尻抜いてくっつけました。単純に逆相の方が、ありそうですが、かのものを聞いたところは、違うように聞こえましたが・・・実際は分かりません。
*3 ペットボトルスピーカー3号機
http://kousoku-web.hp.infoseek.co.jp/psp3.html
>公式HPの説明でも内部のエネルギーを相殺する・・みたいな事書いてなかったでしたっけ?
この為に、「はどう」(を染み込ませた布?)を使っていると言うのですね。
>のっち 2009-04-20(Mon)23:51:47 編集
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>もしかしたらイケテルかも・・・
>丁度30センチ位の筒の底にFE83つけたスピーカーが有ったので色々実験してるのですがもしかしたら逆相接続正解かも・・・なんて思っています。
なにやら、効果的なのでしょうか?
>まず位相系の接続は有名なところでR-L L-R R+LからLRを空気中で合成するマトリクス接続がありますが、基本R-L L-Rが紙の上では別のエレメントに見えますが結局同じソースが逆相なだけで、ココからはっきりLRを分離する事は今までの経験では困難でした。
>しかし逆相とはいえ、LR独立した音が出てるのでちゃんとLRが独立して聞こえるはずです。
>通常の様に正面向いているスピーカーをLR逆相にすると思いっきり左右に(場合によってはスピーカーを越えて)散ってしまいセンター抜けの音になります。
>所が波動スピーカーは初めからまるでセンタースピーカーの様に左右が接近してセットしてありますのでいやがおうにもセンターの音はセンターにまとまります。
>また左右ユニットが接近していても正面向いてると単に低音を消しあっておしまいですが波動スピーカーはやや距離を置いて背中あわせですよね。
>前説の様にまず位相が90度すでにずれているのと
>すでに位相が曖昧になった、運よければ位相反転した間接音を聞くことになるので干渉はかなり抑制される。
>また、左右にずれると向こう側のユニットの直接音が聞こえない・・とう弊害は、もし逆相であれば逆相の音を直接聞かなくてよいことになるのでむしろラッキー。向こうの壁から反射してきた間接音は運よければ同相かもしれないし・・違和感はかなり緩和される。
>また両ユニットからフレームを通じて発せられた振動は逆相なのでエンクロージャーに伝わった共鳴は相殺されてしまうので、例えば紙の様な剛性のない素材でも共振は抑えられる。
>しかしエンクロージャー内の空気にはバネが有るので背圧は完全に相殺されるというより上手くチューニングすると逆に低音増強に仕えるかも。
>で、実際波動スピーカーに似た形に組んだ実験機を逆相で鳴らしてみると・・音は結構部屋中に充満、しかもセンターは当然のごとくスピーカー近辺に集中します。
>何かミニスピーカーでもあれば一度試してみてください。逆相につないで背中合わせにして横から聞いてみるのです・・・。
>案外正解かも・・・違うか・・・。
何か、上手いこといったみたいですね。かのスピーカーを解釈するより、こうして、実験すると、何か新しいバランスのいいところを見つけるかも知れませんね。実は、ここに商売にもなる、使えるものが出来上がるかも知れませんね。よき結果が出たようでしたら、また、是非、お教えくださいね。
私は、ピュア・オーディオも好きですが、実は、この手の実験が出来るような技術の方が好きなところがあります。4chのステレオ・セットから入ったせいで、マトリクスの4chの配線は、色々やりました。その影響で、今でも、「ナチュラル・サウンド・エンハンサー( *4 )」を繋いでいます。実は、SPがLS3/5Aになって、これが不要なほど、元々広がりと、まとまりの両方を得てしまったので、いつもは効果オフにしてますが、音の風景など生録ものなど、時折オンにして聞いています。
*4 NS工房 ― 音楽に感動できるオーディオを目指して
http://homepage2.nifty.com/tnatori/NS/
これとちょっと親戚のようなものに、DSP的回路のたっぷり使ったのもありますが、値が張るのと、その複雑さから、元の良さも減衰されるだろうと、手は出していません。
少々、誤解を招く文章を書いて仕舞いましたので、訂正させて頂きます。
>これ、聞いたことがあります。富田勲さんが、源氏物語の音楽を作っておられるとき、使っておられました。十方(全天 *1 )からの方向から鳴って来る音に加工していました。特に、水平360度に廻る音の行進は面白かったです。
ここの全天とか水平に音が廻るという部分は、ソリッドアコースティックのスピーカーの効果を言っているのではないのです。ソリッドアコースティックのスピーカーは、アンビエンス的に使われていました。
それとは別に、上下の全天、つまり四方八方上下の全球に、自由に音像を動かしたり、水平の360度に音像を動かすエフェクター、RSS(ローランド・サウンド・スペース)を使って、面白く音を動かされておられた、ということを続けて書いて仕舞いました。
誤解を招く文章を書いて仕舞い、申し訳ありませんでした。
ご心配なく!毎日見てますよ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A8%E7%94%B0%E5%8B%B2
ここを見ますと、ピラミッド・サウンドは、1979年。
源氏物語は、1998年からですね。
鳳来寺山は、2006年となってます。速いですね、年月の過ぎるのは。
源氏物語あたりでは、私が、富田さんからの電話を取ったこともあるのですよ。到って冷静に対応が出来た自分に、少々驚きました。このころ、勤めている会社で録音など行っていらしたのです。私は、直接、応対する立場ではなかったのですが、源氏物語の音楽で、牛車の行進のような音を、ホールの周囲を廻しているときは、脇で聞いていました。
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