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初号機として、細長いバルサ材で作ったものが、
低域の無いことが気になり、幅のあるもので、と、
材料の買出しに。
アクリル板を使おうと、サイズ、厚みを見ると、
ちょうど良いものがなかった。厚さ1mmのは、
A1ほどの大きなもので、値が張ったので、
見送っちゃいました。
で、サイズ、値段を中心に、
少しだけ気になっていた、発泡スチロールにした。
サイズは、A3、厚さ4mmのを3枚と接着剤を購入。
板の一端に3枚張り合わせ、振動版を固定する部分を作る。
発泡スチロールが少し気になっていたというのは、
四方に広がった大きな面を取れる板は手に入るし、
工作はし易そうなのですが、
音は、きっと私の嫌いな音がするだろう、と
変形の発泡スチロールを使ったスピーカーのことを
思い出していたからです。
◆1.低域は?
予想通り、四方に広がった大きな面があるため、
低域への分布は自然に繋がっているようである。
しかし、所謂、低域というほどの低音は前に出てこない。
広い面から出る低音と言っても、その音量は極小さい。
◆2.帯域は、狭い
大体、300Hzから、8KHzまで、が出ている。
下には、100Hzぐらいまで伸びているが、
減衰して殆ど聞こえてこない。
上は、11KHzぐらいから、もう出ていない。
◆3.能率が悪い。
バルサ材の初号機と比べて、大変に能率が悪い。
◆4.歪
歪んでいるような音。それも小音量から歪んでいる。
発泡スチロール板の中で、
ワサワサ騒がしい音がしている感じ。
なんせ発泡、空洞だらけなら、
エコールームの塊のようなものか。
バルサの初号機と比べると、
明らかに、眠たい音で、濁っている。
初号機だけの音は、3ウェイスピーカーの
ミッドレンジだけを聞いているようだ。
零号機がこれだと、初号機を箱に乗せて、
低域を箱鳴りで補正追加したものの方が良い音である。
四方に広がった面を使えば、有る程度低音が出るのは
分かった。結局、そういうバルサ材が欲しくなった。
目の詰まった材質で、
四方に広い材料がよいことになるのか。
次機は、アクリル板に行こうか、
それとも、バルサ板を横方向に接いで、広い面を作るか、
どちらにしようか。
アクリルは目が詰まっているが、樹脂のいやな音がしまいか、
バルサをついでも、効果があるのか、
そういえば、塩ビなんていうのも売っていたな。
塩ビと言えば、塩ビスピーカーや、レコードも塩ビだったか、
なら、良い音なんだろうか。
ううーん、少し考えて、後は、右脳に任せて、忘れておこう。
あと、曲げる方向。私は長手方向に曲げているのだが、
寺垣氏のスピーカーを見ると、どれも短い方の横方向に曲げている、
これも、音質に違いはあるようだが、
多分、テンションの高い方になる、高域か?
そして、その時の長手方向は、低域に活かされるのかも知れない。
それが明確に出せる試作機には到達していないようです。
感覚的には、分かっているのですが。
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